この度は、きしもと産業保健事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
当事務所は「ひとつの正解より、ふたつの納得」を理念に、メンタルヘルス不調や休職・復職の場面で生じる“判断に迷う瞬間”を支えることを専門としています。
私がこの道を選んだ背景には、精神科医としての臨床経験に加え、身内を労災で亡くしたという個人的な体験があります。
制度があっても、それが現場でうまく機能しなければ、人も会社も守れない──
その痛みが、産業医としての原点です。
メンタルヘルス不調者対応の現場では、主治医の診断書に書かれた内容、本人の思い、職場が期待する働き方や提供できる配慮が、少しずつ違う方向を向いてしまうことがあります。
「本当に戻して大丈夫なのか」
「いつまで、何を配慮すべきなのか」
「会社としてどうやって本人を支えたらいいのか」
こうした不安が整理されないまま、人事や上司の方が板挟みになるケースを多く見てきました。
当事務所では、診断書の内容をそのまま結論とせず、実際の業務内容・本人の回復の程度・現場の受け入れ態勢を丁寧に整理し、主治医とも積極的に連携しながら、本人と会社が安心して前へ進めるための“共通認識”を整えていきます。
産業医は、結論を一方的に指示する存在ではなく、主治医・本人・会社・現場の間にある情報を言語化し、皆が同じ視点で考えられるようにする“翻訳者”でありたいと考えています。
迷いや不安が生じたときこそ、どうぞ気軽にご相談ください。
前に進むための「最初の一歩」を、一緒に考えていきたいと思います。